トロツキー写真館

  

ジョレスとミルラン

ジャン・ジョレス(1859-1914)

アレクサンドル・ミルラン(1859-1943)

(ブルジョア内閣に入閣した最初の社会主義者)

 

 

演説するジャン・ジョレス

 「パリではじめてジョレスの演説を聞いた。ちょうどヴァルデク・ルソーが首班の時代で、郵政大臣がミルラン、陸軍大臣はガリフェだった。私はゲード派の街頭デモに参加し、他のデモ参加者といっしょになって、ミルランに向かってあらゆる悪罵を熱心に投げつけた。当時の私は、ジョレスにさしたる感銘を受けなかった。彼は敵だという感覚にあまりにもストレートに支配されていたのだ。それから何年もたってようやく、この偉大な人物を正当に評価することができるようになった。もっとも、だからといってジョレス主義に対する私の態度がいささかでも和らぐことはなかったが。」(『わが生涯』第11章「最初の亡命」より)

 

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